2018年3月25日日曜日

『First Sessions EP』Norah Jones

 2017年。ただし録音は2000年。ノラ・ジョーンズがデビューアルバム『Come Away with Me』を出す前に、ブルーノートがプロモーション用とライブ会場とウェブサイトのみの販売用に作った6曲入りのEPの再販である。最初のものは1万枚(あるいは5千枚)のみのプレスだったらしい。
 収録されている曲は、デビューアルバムの中にもある『Don't Know Why』『Come Away with Me』『Turn Me On』『Lonestar』の4曲と、アルバム『Day Breaks』の中にもあるホレス・シルバー(Horace Silver)の『Peace』の他、今までアルバムには収録されていなかったジェシー・ハリス(Jesse Harris)の『Something is Calling You』である。最初の4曲は、よほどノラ・ジョーンズを聴き込んでいる人でないと、デビューアルバムとの違いがわからないかもしれない。聴き比べると違うのだけれど。
 やっぱりノラ・ジョーンズはいいな、とは思う。初めて聴いた『Something is Calling You』は淡々とした演奏だけれど、絶妙な浮遊感が結構好きだったりもする。でもこの1曲のためだけにこれを買うかは微妙かもしれない(私はファンだから買うけれど)。デビュー作が世に出る前にこのアルバムを手にしていたら、感動の度合いはかなり大きかったと思う。でも今となっては、このEPの方が先に録音されたものにもかかわらず、既視感の方が強い。もっとずっと早くに手に入れて聴いてみたかった。

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