2015年5月30日土曜日

『一生太らない体のつくり方』石井 直方

 エクスナレッジ。
 体についた脂肪を減らすためにはどうしたらいいか。食事制限か有酸素運動か筋トレか。これらについて、理論的な解説がなされている。その内容はとてもわかりやすく、巷にあふれているダイエット本がそれなりに頷けるものなのか、眉唾ものなのかを判断するためにも役に立つ。一応は中高年向けのダイエット本ということらしいが、太らない体をつくる基本的な考え方を学ぶためには、年齢・性別を問わない。
 本書は最終的にはスロトレという筋トレを推奨しているのであるが、どうしてスロトレがいいのか納得のいく説明がなされている。そして、本書の最後には、付録としてスロトレの実践法がついているので、すぐにでも一生太らない体づくりを始めることができる。
 はずだった。ここから先は愚痴というか文句になるのだが、この本はネット上でとある古本を購入した。ところが手元にある本には付録はついていない。最後のページには、おそらく付録が貼られていたであろう場所に、何かを剥がしたような跡が残っている。そう、つまりはこの本は欠陥商品だったわけだ。でもまあいい。一緒に『一生太らない体のつくり方 スロトレ実践編』という本も買ったので、そっちの方にはスロトレのやり方が書いてあるはずだ。かくして私のスロトレ実践は後にずれ込むことになった。

『Circles』Lori Scacco

 2014年。ただし元々のアルバムは2004年のもので、これはそれに2曲のボーナストラックがついたもの。ロリ・スカッコ。
 ギター、ピアノ、エレピ、アップライト・ベースなどが、何もない空間を埋めていく。音そのものよりもその空間の存在感に驚く。アンビエント・ミュージックと片付けることもできようが、またそれとは違った強さを感じる。一見ばらばらに思える音の粒がそれぞれに立ち上がって、ひとつの建造物を構築している。それは木賊(トクサ)が群生しているようでもあり、ジャングルジムのようでもあり、さらにいえばひとつの街全体のようでもある。いつしか僕はその中に紛れ込み、その空間をさまよう。
 不思議な魅力のあるアルバム。

2015年5月24日日曜日

『タイポグラフィ 07』グラフィック社

 文字を楽しむデザインジャーナル。
 この号からデザインを刷新した。表紙もロゴも変わって、中身も変わった。以前よりもすっきりした印象がある。写真や図版が多くなったかもしれない。
 本号の特集は「活字の現在」。活版印刷について取り上げている。国内外の活版工房や博物館の紹介、活版印刷を頼む前に知っておきたい基礎知識、活字見本などからなっている。これらの工房に頼んで名刺でも作ってもらおうか、なんて気持ちになる。
 ほかには、新潮文庫100周年、ペンギンブックス80周年の記念刊行物の記事が興味深かった。

『Android & Human Being』Salyu

 2015年。
 通常盤の1枚の他に、小林武史と最小構成で挑んだピアノと歌だけのライブ盤の1枚がついている。
 声が変わった?今までのようなねっとりとした艶のある声ではなく、ちょっとそれよりもがさついた感じがする。歌い方もすっきりとしたふつうの歌い方になったような気がする。昔のような声が出なくなったのか。以前の独特の声に惹かれていたので、ちょっと残念だった。
 アルバム全体としては、ポップな印象を持った。シンプルな構成から凝ったものまでバラエティに富んでいる。当初その声に戸惑ったけれど、楽曲はやはりSalyuその人のものだった。声だけじゃなくて楽曲自体も好きだったんだと再認識した。曲の印象をメモしていたら、「好き」と書いている曲ばかりになった。その中であえて選ぶとしたら、『心の種』、『有刺鉄線』、『THE RAIN』、『希望という名の灯り』、『アイニユケル』だろうか(選びすぎ)。
 ライブ盤もいい。お気に入りの作品がたくさん入っている。ライブになると、アルバムよりも聴き応えのある人、アルバムよりも残念な結果になる人とに分かれるが、Salyuはライブになるとさらによくなる人なんじゃないだろうかと思った。
 声が変わっても、SalyuはSalyuだ。

『コスタリカ・ラ・リア1900/レッド・ハニー(2015)』横井珈琲

 Costa Rica La Lia 1900。コスタリカのラ・リアという小規模生産処理場のコーヒー。ラ・リア1900はそのうちの農園のひとつ(だと思う)。
 レッド・ハニーという処理方法で作られている。ベリー系というかハスカップ風というか、そんな風味がある。ハチミツのようなどっしりとした甘みを感じる。味がしっかりしていて、とてもおいしい。バランスのとれたやわらかい酸味がいい。

工房 横井珈琲』札幌市西区発寒9条11丁目2-11(地図

2015年5月18日月曜日

『Virtuoso #4』Joe Pass

 1973年録音。
 ソロのジャズギターアルバム。Virtuosoシリーズもこれが4作目。CD2枚組で、生っぽい音で録られているのがほとんどだけれど、たまに電気っぽいのもある。落ち着いた円熟の演奏で、さすが、といわざるを得ない。でもそろそろ飽きてきたかな、という感じもする。最近ジョー・パスを聴く頻度が高かったので。
 このアルバムを聴き始めた頃、ほぼ同じ時期に1枚の絵を描き始めた。その絵を描いているときはいつも同じ精神状態でいたかったので、ずっとこのアルバムをエンドレスでかけ流していた。その絵ももうそろそろ完成に近いところまで描き進んだので、このアルバムからももう卒業してもいいかなと思った。ちなみにその絵は事情があって今は表に出せないので、ブログに載せるのは秋口くらいになると思う。
 全然違う話になってしまった。このアルバム、静かな夜によく合います。

2015年5月13日水曜日

『ブラジル・シャパーダ/ナチュラル(2015)』横井珈琲

 Brazil Chapada Natural。ソレダデ・デ・ミナスの農園。
 中煎り。ナチュラル・プロセスという処理をしている。苦味も酸味もほとんど感じない中性的な味。とても飲みやすい。ほどよい甘さもあって、おいしい。しかし特徴的な味が思い当たらない。いつもなら「ブラックチェリーのような」とか「ナッツのような」とか表現するところなのだが、このコーヒーに関してはそういった形容が思いつかない。横井珈琲のホームページでは「チェリー、プラム、アーモンドの風味」と紹介しているが。なんか、高貴なとか、貴婦人のようなとかいう感じで表現してみたい気もする。滑らかな口当たりで、おいしいです。

工房 横井珈琲』札幌市西区発寒9条11丁目2-11(地図

2015年5月6日水曜日

『レインボーロード』絢香

 2015年。
 ほとんどの曲がタイアップなどで、何のテーマソング等にもなっていないのは1曲だけ。しかも「にじいろAcoustic Live Tour 2014 ~3-STAR RAW~」からのライブ音源がCD2枚分と、ミュージックビデオ7曲が入ったDVDが1枚もついていて、かなりお得なアルバム。
 ライブCDはちょっと音が悪いけれど、彼女のヒット曲がたくさん聴ける。本編は虹にかけたアルバムだけあって、さまざまな色のある曲が揃っている。ロックテイストの強い『Lose Control』もいいし、ベタだけれど『にじいろ』もいい。でも全体的には落ち着いた感じの曲が好きだった。『ありがとうの輪』、『beautiful』、『Through the ages』、『ずっとたいせつなキモチ』など。絢香はちょっとクドサみたいなものもあるけれど、私は返ってそれがクセになってしまって、今はお気に入り。

2015年5月4日月曜日

Etude_朝

 色鉛筆画は憧れなのだけれど、あまり細かい絵はこらえ性がないので描けない。これくらい荒ければ私にも描けるかな。