2009年4月30日木曜日

『ターキッシュ珈琲』MARK COFFEE CLUB

 ターキッシュコーヒーを出す店がある。この店がそのひとつだ。アスティ45ビルの4階。パスポートセンターを左手に見ながら奥に進むと、こぢんまりとその店は佇んでいる。昔よくあったようなこじゃれた喫茶店だ。
 イブリックと呼ばれる柄の長い小さな鍋に珈琲が入って出てくる。小さくてカラフルでなかなか雰囲気のいいカップが添えられている。熱くなった柄を右手に持ち、中の珈琲を静かにカップに注ぎ入れる。イブリックの中で煮出された濃い珈琲の香りが、口の中に心地よく広がる。苦めの珈琲で、甘味、酸味はほとんど無い。珈琲の粉が少し舌先に残る。それもまたいい。カップに2杯半ぐらい注ぐと、もう珈琲の粉しか残らない。噛みしめるように余韻を楽しむ。至福の時間。

『MARK COFFEE CLUB』札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル4F(地図

2009年4月29日水曜日

『経済は感情で動く』マッテオ・モッテルリーニ

 泉典子 訳。紀伊國屋書店。副題は「はじめての行動経済学」。

 従来、経済学で対象とする人間は、いつでも自分が最大の利益を得られるように合理的・冷徹に行動する、というホモ・エコノミクス(経済人)であった。それに対して行動経済学では、そんなに合理的でもなく感情に左右されてしまうごくごく普通の人間を対象にして、その人間がどのように選択・行動して、どのような結果になるかということを研究する。本書はこの行動経済学から得られた知見をクイズ形式にして我々に紹介してくれる。月給とボーナスの使い方のように「同じ金額に異なった貨幣価値を与え」たり、「脂肪分5%のヨーグルトより無脂肪分95%のヨーグルトがよかったり」する例などが次々と提示される。そして自分がいかに不合理な選択をするのかとういうことに気づき、はっとする。こうして自分の陥る罠に気づくことによって、今後同じ場面に出会ったときにちょっと立ち止まって考え直してみることができるようになる。ずるがしこい人はこのことを利用して他人を自分の思い通りに動かそうとするかもしれない。いずれにせよ、この本を読むことで人間のある一面を知る手助けとなってくれるだろう。パート2の題名が「自分自身を知れ」であることもその証左である。
 この本は経済学についての本ではあるが、病気の判断や選挙での選択、痛みの感じ方など、経済とは関係のない話題も多く取り上げられている。これは行動経済学というものが心理学と深い関係にあることも一因であろう。こうした身近な話題が多いことで、パート1、パート2は非常に読みやすい。
 しかしこれがパート3になると少し様相が変わり、神経経済学の領域に入り込んできて、とたんに取っつきづらくなる。神経経済学とは、「PET(ポジトロン断層法)やfMRI(機能的磁気共鳴画像)などの脳の画像技術を駆使し、人がある行動や選択をするときに、脳のどの部分がはたらいているのかを調べることで、合理的判断がはたらいているのか、それとも感情が作用しているのか」研究したり、「脳のなかのホルモンが人間の行動にどのような影響をあたえているか」について調べる学問である。とはいえ話題のおもしろさ自体は失っていないので、脳科学に関する用語が出てきたら、そこは何となく読み飛ばせば、十分に楽しめる。
 この本は全体的に見ると、雑多な話題がむりやり押し込まれている感じで、あまりまとまりがない。話の流れが見えづらいので、話の核心が何なのかよくわからない面もある。また致命的な誤訳もあったりして、訳文がまずいところも散見される。しかし個々の話題の内容だけを見ると非常に興味深いことが書かれているので、ぱらぱらっと適当なところから読むやり方だと、楽しめると思う。言い換えると、木を見て森を見ない読み方をする、と割り切って読んだ方が、変なことを考えないで楽しく読めるだろう、ということだ。
 以下、この本に出てきたキーワードを単純に並べて終わりとしたい。
 「選考の逆転」「保有効果」「コンコルドの誤謬」「サンクコスト(効果)の過大視」「アンカリング効果」「ヒューリスティスク」「代表性」「利用可能性」「小数の法則」「平均値への回帰」「後知恵」「ホモ・エコノミクス」「フレーミング効果」「損失回避(性)」「省略の誤り」「後悔回避」「プロスペクト理論」「ポートフォリオ理論」「自信過剰」「ピーク・エンドの法則」「ゲーム理論」「ソマティック・マーカー仮説」「時間的な選考の逆転」「神経経済学」

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2009年4月26日日曜日

『塩屋(まーすやー)』

 名前のとおり、塩が何百種類と売られている。今回行ったのは那覇市内の平和通り店だが、以前石垣島の本店に行って感動したことがある。平和通り店はいつできたんだろう?平和通りは沖縄本島に来るたびに歩いている通りだが、今回初めて『塩屋』の存在に気づいた。他に宮古島にも店がある。
 沖縄の塩、日本の塩、世界の塩、ゆずなどを混ぜた合わせ塩、バスソルトなどの塩関連商品が置いてある。店内は結構広い。店内にある塩はすべて(かどうか私は自信がないが、パンフレットにはそう書いてあるのだからすべてなんだろう)試食できるのがいい。普段何気なく口にしている塩が、産地や製品によって全然違う味がするのがよくわかる。塩分の摂りすぎを気にしながらも、かなりの種類を試してみた。お土産用も含めて約1万円。買いすぎたか。

塩屋』平和通り店 沖縄県那覇市牧志3-2-59(地図

2009年4月25日土曜日

『海想』のペンダント

 沖縄の雑貨屋さん?雑貨屋ではないんですよね。雑貨も売ってるけど。Tシャツ、ポストカード、サメやクジラの歯でできたアクセサリー、シルバーグッズ、等々を色々と売っている店。『海想』という字面は好きだけど、[kaisou]という音声はちょっとダサイな、と感じる。個人的な趣味の問題だけれど。
 お土産としてではなく、自分のための物を探しに来てください、とホームページには書いてある。沖縄県内に5店舗あり、そのうちの「平和通り店」で「ウェーブ」と名付けられたペンダントを購入した。まさに自分のために。雑誌にちらっと載っていた物で、そのときは木と貝殻を加工したものだと思っていたのだけれど、実際に店舗で見てみると木とシルバーでできていた。そのせいで思っていたよりも値が張ったが、えいや、と買ってしまった。旅の想い出は多少高くなってもしょうがない。一期一会のものだから。

海想』平和通り店 沖縄県那覇市牧志3-1-18(地図

2009年4月23日木曜日

サン・ジョルディの日

 今日4月23日は、スペインと日本の記念日、「サン・ジョルディの日」。スペインでは「本の日」でもあり、日本では「子ども読書の日」でもある。
 元はキリスト教の聖人である聖ゲオルギウスの祝日で、スペインのカタルーニャ地方では、伝統的にこの祝日に男女が赤いバラなどを贈りあうという風習があったそうだ。サン・ジョルディ(Sant Jordi)はカタルーニャ語で聖ゲオルギウスを意味するらしい。そして今日はセルバンテスやシェークスピアといった文豪の命日でもある(シェークスピアの誕生日でもある!)。それでこの日は文学に縁深いということで、ある本屋が、この日に赤いバラを添えた本を贈るという風習を広めたそうだ。
 1996年にはユネスコが「世界図書・著作権デー」(World Book and Copyright Day、「世界本の日」とも言われる)に指定している。

2009年4月21日火曜日

『コロンビア・ラ・グロリア』横井珈琲

 「オレンジとミルキーなチョコレートの風味が素晴らしい。国際審査会では91.61点で2位入賞、プレジデンシャ ルアワードの称号を得ました。」(メルマガ)

 そーお?というのが正直な感想。まずくはない。でも感動的なおいしさもない。煎りは中深煎りってとこ。珈琲の味というのは、主に1.豆そのものの美味しさ、2.焙煎工程、3.抽出工程の三つで決まる(その他に保存状態とかいうのも考えられるけど)。1の豆の良さは折り紙付き。じゃあ今回は焙煎(横井珈琲)か抽出(私)のどちらかが悪い、ってこと?焙煎が悪いとは言いたくないし、かといって私も抽出方法や条件を色々と変えているわけで・・・。うーん、でもやっぱり私が悪いのかな?この三つの工程に関わる人でアマチュアは私だけだし。
 ただ、人に淹れてあげると美味しいと言ってくれるから、単に私の好みじゃないだけかもしれない。そういうことにしておきたい。
工房 横井珈琲

2009年4月20日月曜日

『glacitta'』

 グラチッタ。琉球ガラスの店。国道58号線を北に向かい、もうそろそろ万座毛かな、というところで大きく右に曲がるカーブがある。そのカーブの外側、つまり海に近い左側にグラチッタの建物はある。中には所狭しと色々なグラスが展示してある。カフェも併設されているが、ガラスを加工する作業中はお休みだ。室内に工房があり、作っているところを見ることができる。たぶんメインは工房であって、ショップ、カフェはサブなんだろう。廃ビンを溶かして再生し、吹きガラスの手法で作っている。デザインはシンプルな物が多い。ホームページではかなりの種類が掲示されているので参考になる。今までに2回行って、我が家には3種類5客のグラスが並んでいる。

glacitta'』沖縄県恩納村恩納6347(地図

2009年4月19日日曜日

「ドラゴンボール」琉球銘菓三矢本舗

 真ん中にあるのがドラゴンボール、周りにあるのがサーターアンダギー。ここのサーターアンダギーは美味しいが、今回取り上げたいのはドラゴンボール。沖縄の人に言わせるとドラゴンボールは邪道で、本道はサーターアンダギーらしい。でもドラゴンボールのもっちりとした感触と卵の風味はかなりいける(もし卵が入っていなかったらごめんなさい。私の舌がおかしいです)。タピオカの粉を練り合わせて作っているらしい。実は私は三矢本舗の本店には行ったことがなくて、購入するのは姉妹店のある道の駅許田(きょだ)においてである。この道の駅は許田インターチェンジから国道58号線をもうちょっと先に行ったところにある。沖縄本島に行って那覇ステイだけじゃないときは、できるだけここのドラゴンボールを食べに行く。許田の駅では、野菜や果物、おみやげ類なども豊富に揃っていて楽しい。アイスやぜんざい(かき氷)、温かい食べ物も食べられる。

『琉球銘菓三ツ矢本舗』沖縄県恩納村瀬良垣1288(地図
道の駅 許田』沖縄県名護市字許田17-1(地図

2009年4月17日金曜日

沖縄特集が続くワケ

 仰々しいタイトルになってしまった。

 だが何のことはない。ただ単に、沖縄に行ってきたから、というそれだけのことに過ぎない。元々このブログは私の覚え書きであり、物事に対する私なりの解説や感想をつづったものだ。そしてさらに言えば、この解説なり感想を通じて「私」という人間が透けて見える、というコンセプトにもなっている(この部分は冗談)。つまり、今回沖縄に行ってみたら覚え書きにつづらなければならない物事があまりにも多くなってしまった、ということである。自分の行った所、自分の食べたもの、買った物などがどんな「根」を持っているのか、それを書き留めておきたい、そういうわけだ。簡単に忘れないものはあまりブログに載せていない(喫茶店情報は例外)。例えば私は札幌に住んでいるということもありスープカレーが好きで、実際数十店舗行っているが、ブログに載せるつもりはない。味を忘れることはほとんど無いし、例え忘れたとしてもすぐに食べに行けるからだ。ところが沖縄そばはそうはいかない。そんなわけで沖縄そばはブログの記事になる。わかっていただけるだろうか。
 今度また沖縄に行ったときに、あ、あの店どこにあったっけ?と思ったときは、ネットブックからこのブログにつなげばすぐに場所がわかる、そんな使い方もしようかと思って記事をせっせと貯めている。珈琲やお茶の情報も然り。あのとき飲んだあの珈琲、どこの農園だったかな、というときにはこのブログにつなげばいい。仏教用語ネタなんて覚え書き以外の何物でもない。
 自分の覚え書きだから宣伝もしていない。二人の友人に教えただけだ。でもそれ以外にも見てくれている人がいるらしい。ありがたいことである。私の価値観に興味を持つ人がこの世の中にいるんだな、と感じられて、とても嬉しい。とは言ってもコメント、トラックバックを排除して自分の世界に閉じこもっているあたり、私は人見知りがひどいんだな、とも思う(違うか?)。実はこのブログを親友以外の知り合いに知られるのは怖い。ある意味「私」の素の姿を見せているわけで、普段猫をかぶって生きている私としては具合が悪いからだ(なんてね、冗談です。知り合いさん怒らないでね)。是非、遠くで見守っていていただきたい。

 もうちょっと沖縄特集は続きます。よろしくお願いします。

2009年4月15日水曜日

『流求茶館(りゅうきゅうちゃかん)』

 那覇市国際通りから沖映通りに入り、パラダイス通りをしばらく行くと、左手にある。『大東そば』のほぼ向かいである。台湾茶と中国茶の店だ。イートインもテイクアウトもできるが、いつも大東そばを食べてから行くので、今のところテイクアウトしかしていない。そのうちここでゆっくりお茶をしたい。写真のちんすこうの他、蒸しパンみたいなお菓子など、数種楽しめる。イートインでは軽い食事などもできるようだ。このちんすこう、「まんまるちんすこう」と同じで丸いが、こっちの方が小さい。口に入れるとほろりと歯でこぼれ落ちるくらいのやわらかさで、甘味もちょうどよく実に美味しい。特にごま味がお薦め。

『流求茶館』那覇市牧志1-3-17(地図

2009年4月14日火曜日

Tété

 テテ。セネガル出身のフランスのシンガーソングライター。彼の歌を初めて聴いたのは、3月までNHKでやっていた「テレビでフランス語」のオープニングとエンディング。オープニングでは『Montréal』、エンディングでは『La Tchave』がテーマとして使われていた。特に『Montréal』が気に入ったので、CDを買うことにした。ところが曲名を確かめずに店に出向いたので、この曲の入ったCDを手に入れるために3枚も買う羽目に陥ってしまった。我ながら間抜けだと思う。彼が今までに何枚のアルバムを出したのか、実は知らない。すべて買ってしまったのかもしれないが、よくはわからない。購入したのは次のとおり。

・『L'AiR DE RiEN』デビューアルバム
・『A la faveur de l'automne』
・『le sacre des Lemmings』現時点での最新アルバム

 曲調はポップスである。でも、ロック、レゲエ、ブルース、フォーク、シャンソンなどから影響を受けているらしい。個人的にはブルースっぽいものが多い気がする。歌詞カードを見ると、かなり深い。プロテストソングとまでは行かないけれど、社会派という感じがする。時折ファルセットの混じる歌声は歌詞の雰囲気を忠実になぞっている。ただ私は日本人歌手の歌でさえ歌詞を聴いていないので、彼の歌に関しても雰囲気だけを楽しんでいる。
 目的の曲が入っていたのは『A la faveur de l'automne』で、勿論その曲は好きなのだけれど、結果的にアルバムとして好きなのは他の二つだった。アコースティック色の強い『L'AiR DE RiEN』、そしてアルバムとして見事な完成度を見せている『le sacre des Lemmings』だ。今回は個々の曲には立ち入らないことにする。デビューアルバムか最新アルバムのどちらかを買ってみて、もしそれが気に入ったなら他のCDも買えばいいと思う。割と好き嫌いのはっきりするアーティストだと思うから。

以下、amazonで見てみる。
『L' Air de Rien』
『A la faveur de l'automne』
『le sacre des Lemmings』

2009年4月12日日曜日

『まんまるちんすこう』

 平らな棒状の形をした、昔からあるちんすこうとは違って、このちんすこうは丸い。そんなに甘くなくて美味しい。私は普通のよりもこっちの方が好きだ。沖縄のファミリーマートではどこでも売っているので、今は全然珍しくないかもしれない。ただ、ファミマでは全種類は置いていないので、色んな味を試したい人は店に行った方がいい。空港モノレール店もあるらしいが、私はいつも国際通り店(沖映通りが国際通りにぶつかる突き当たりにある)で買っている。味は「プレーン味」の他、「粟国島の塩味」「久米島みそ味」「黒糖きなこ味」「黒糖チョコ味」。味見ができるのがいい。
 実はこのまんまるちんすこうを売っている店の名前がわからない。『まんまるちんすこう焼きたて工房』でいいのかな?(ホームページ

2009年4月11日土曜日

『てんtoてん(てんとてん)』

 沖縄そばの店。この店もちょっとわかりづらいところにある。駐車場は8台分あるがびっしりだったので、近くの識名園の駐車場に止めて、そこから墓場の中を通って歩いて行った。と書くとおどろおどろしいイメージがしてしまうが、店自体はとてもおしゃれな店である。店内はそばの店というよりはカフェという感じがする。
 ここで不覚にもそばの写真を取り損ねた。掲載しているのはただの「おいしい」お冷やである。でもこの写真を見ても、おしゃれな感じはわかると思う。さて、そばだが、もっちりした感触の麺とコクのあるスープが合っていて美味しい。有名店なだけのことはある。
 実はそばよりも感動したものがある。ぶくぶく茶を頼んだときの付け合わせの「橘餅(きっぱん)」というお菓子である。これは沖縄のカーブチーとかクガニ(どちらも本当の名前がわからない)というミカンを練って、大福状にして砂糖をまぶしたものだ。これが細長い三角状に切られて出てくる。これを口にしたときの甘苦い香りが堪らない。お茶会の茶菓子としても十分いけると思う。この橘餅を作っている店は、今は1軒しかないらしい。それが『謝花(じゃはな)きっぱん店』である。いつか行こう行こうと思っているのだが、まだ願いは叶わないままだ。

『てんtoてん』沖縄県那覇市識名4-5-2(地図
『謝花きっぱん店』沖縄県那覇市松尾1丁目5-14(地図

2009年4月10日金曜日

『御殿山(うどぅんやま)』

 首里城の北側の小高い丘の上に、城北小学校を見下ろすような感じで建っている。築130年以上も経つ古民家の雰囲気がなかなかいい。でもカーナビ無しでここに辿り着くのは私には無理だ。
 写真は「すば(中)」とジューシー(沖縄風の炊き込みご飯、割とどこの店にも置いてある)。豚骨とカツオと昆布で出汁をとったスープはあっさりしている。そしてこのスープに、しっかりとしたこしの麺がかなり多めに入っている。普通に美味しい。お決まりの三枚肉はちょっと甘めである。ジューシーは少しクセがあった。

『御殿山』沖縄県那覇市首里石嶺町1-121-1(地図

2009年4月8日水曜日

『なかむらそば』

 沖縄そばの店。国道58号線をずっと北に向かい、万座毛を過ぎてすぐ右手にその店はある。道路を挟んだ向かいがすぐ海で、とても景色がいい。私が食べたのはアーサそば。アーサとはアオサともいい、岩のりの一種のヒトエグサのこと。このそば、見た目はどぎついがクセが無く結構うまい。出汁もしっかり出ている。他に写真奥に見える普通の沖縄そばと「なかむらそば」というのがあり、「なかむらそば」は濃いめに仕上がっている(と思う。ただ単に細かく切った味付け肉が乗っているから濃く感じるだけかもしれない)。他店ではアーサそばなんてそうそう見ないから、ここに来たら試してみたらいいと思う。

なかむらそば』沖縄県恩納村瀬良垣1669-1(地図

2009年4月7日火曜日

『大東そば』

 那覇の国際通りから沖映通りに入り、パラダイス通りを左に折れて程なく行くと、右手に大東そばののぼりが見える。沖縄に行くときは欠かさず立ち寄る店だ。カツオから取ったしっかりした出汁と、うどんのように太くこしのある麺が良く合っている。これまでそれほどたくさんの沖縄そばを食べたわけではないが、今のところ一番好きな店だ。本店は南大東島にあるらしい。サイドメニューの大東寿司も美味しい。

大東そば』沖縄県那覇市牧志1-4-59(地図

2009年4月6日月曜日

『ズバリ図解 相対性理論』ぶんか社文庫

 わかりやすい。中学生向け、という感じ。左のページが文章で、右が図解、という構成を取っている。題名は相対性理論だが、その先の宇宙の成り立ちやタイムトリップの話まで取り上げている。4次元の説明を3次元や2次元に落として図解しているのは理解を助ける。特殊と一般の違いってなんだっけ、といった基本的なことをど忘れしたときとかに見るといい。「加速度は時空の曲がりによって生じるわけですから、平坦な4次元時空間で成立するのが特殊相対性理論、曲がった4次元時空間でも成り立つのが一般相対性理論と言い換えることができます。」などはわかりやすい。でも本当に相対性理論を勉強したい人はもっとしっかりした本を読んだ方がいい。
 中学生向け、と書いたものの、内容を理解できなかった箇所も多かった。時間に対してローレンツ変換をする式はわかるけど、質量と長さに対するローレンツ変換は理解できない。そしてタイムマシンの話、特に過去に行く話もほとんど理解できなかった。
 豆知識として相対性理論をかじりたい人向けです。
amazonで見てみる

2009年4月2日木曜日

『ブラジル・クリスチーナ・イペ』横井珈琲

 気持ち豆の量を少なめにして淹れると美味しい。
 通常の濃さで淹れると、渋みが強く、きつい味になる。珈琲のベースとなる味の上に滑らかに渋みと苦みが乗っかるのではなく、この二つの味が突出して感じられる。
 単純に薄めに淹れるだけでいいのだ。この事実に気づいたのは、購入した珈琲を半分以上も飲んだあとだった。軽くショック・・・
工房 横井珈琲